医療AIプラットフォーム技術研究組合は、医療機関が簡便かつ安価に自らのセキュリティ対策の現状を把握できるWebセキュリティアセスメントサービスを開発し、全国の医療機関に提供を開始する。
医療AIプラットフォーム技術研究組合(HAIP)は2026年6月9日、医療機関が簡便かつ安価に自らのセキュリティ対策の現状を把握できる、Webセキュリティアセスメントサービスを開発したと発表した。
HAIPは、医療機関のセキュリティについて現状を把握するため、全国24の医療機関を訪問して調査を実施。その結果、IT人材の不足が顕著であること、処遇面で採用が困難であることが分かった。また、セキュリティリスクアセスメントの実施率は全体の4分の1にとどまり、経営難に伴い投資優先順位が上がらない医療機関の存在も明らかとなった。
同サービスは、これらの課題を踏まえて開発された。Webベースで動作し、病院向け、診療所向け、病院の経営層向けの3種類からなる。質問は、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第6.0版」などの最新基準を反映。回答結果から、分野別のレーダーチャートと対策案を表示する。
病院向けは21分野80問の質問からなり、医療情報システムがガイドラインやチェックリストに準拠しているかを確認する。診療所向けは11分野13問で構成され、小規模医療情報システムのセキュリティ対策が十分かをチェックする。経営層向けでは、9分野15問の質問から、セキュリティの重要性に対する経営層の理解を確認する。
提供開始日は2026年7月1日を予定。今後はガイドラインやチェックリストの最新内容を順次反映する方針だ。
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