芝浦機械の製品番重移載システムは台車が横にスライド、ネスティングにも対応FOOMA JAPAN 2026

芝浦機械は食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」に初めて出展し、弁当などの食品を扱う製品番重移載システムの実機を展示した。

» 2026年06月17日 08時15分 公開
[長沢正博MONOist]

 芝浦機械は食品製造総合展「FOOMA JAPAN 2026」(2026年6月2〜5日、東京ビッグサイト)に初めて出展し、弁当などの食品を扱う製品番重移載システムの実機を展示した。

弁当を移載する「製品番重移載システム」 弁当を移載する「製品番重移載システム」[クリックで拡大]

 芝浦機械は工作機械メーカーとして知られている。今回、同社が持つロボット、自動化技術を応用し、食品製造現場の深刻な人手不足を解消するため、FOOMA JAPANへ出展することになった。

 製品番重移載システムはスカラロボットを活用し、供給されてきた弁当の箱詰めから番重搬送までをコンパクトなシステムで実現し、高速な動作に対応するパッケージとなっている。

 「2025国際ロボット展」でも製品番重移載システムを出展したが、今回は、装置内部に回転機構を設けて、番重のネスティング(箱の向きを交互に収納)に対応した。番重が積み重なった時の高さを抑え、より多くの番重を収納できるようにした。コンパクトな設置面積も強みとなっている。

 また、空の番重を投入する際に使った台車を装置内で排出側へとスライドさせ、積載済みの番重を載せるために自動で再利用する仕組みを備えている。これによって、積載済みの番重を載せるために台車を供給する必要がなくなり、さらなる省人化につながるとしている。

台車が供給側(左)から排出側(右)へと自動でスライドする[クリックで拡大]

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