フィーチャは、図面解析AI「Drawing-AI」の機能拡張と対応領域の拡大を発表した。回路図や金型図面に加えて建築図面にも対応し、検図やデータ化、積算業務を支援する。実証実験では作業工数を30〜60%削減した。
フィーチャは2026年5月22日、図面解析AI(人工知能)「Drawing-AI」の機能拡張と対応領域の拡大を発表した。従来の回路図や金型図面に加え、建築図面にも対応し、検図やデータ化、再活用を一元的にサポートする総合検図プラットフォームへ進化した。
今回の機能拡張では、金型図面については従来の2D図面に加え、3D図面の解析にも対応した。建築や店舗図面向けに、図面内の長さや面積を計測し、窓やドアなど形状に規則性のあるパーツを抽出して、調達数や見積もりに必要な金額を算出するスマート積算AIを搭載した。
回路図向けには、取り込んだPDFファイルをEDFなどCADで編集可能な形式で出力する機能や、再設計前後の回路図を並べて差分を自動検知し、ハイライトする機能を備える。また、複数の金型図面を重ね合わせて差分を自動抽出し、設計変更時の確認工数を削減できる。
実証実験の結果、作業工数を平均で30〜60%削減した。作業期間では1〜2カ月短縮し、人月換算では4人月から2人月への削減効果を確認した。
同社は今後もDrawing-AIのAIモデルをアップデートし、認識精度の向上を図る。また、ERPシステムやCAD設計ソフトとの連携など、設計プロセス全体をカバーするプラットフォーム化を推進し、DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する方針だ。
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