それでは、問スター(13)を攻略していきましょう。実際に「3次元CAD利用技術者試験」の準1級/1級では、文章を読み取りながら3Dモデルを作成する問題が出題されます。
1.原点(0,0,0)と点P(80,40,60)を対角の点に持つ直方体を作成しなさい。これを「ボディA」とする。
イメージとしては、原点を1つの頂点とし、反対側の頂点が点P(80,40,60)に位置する直方体です。直方体の各辺の長さは、次のようになります。
従って、サイズ80×40×60mmの直方体を作成すればよいことになります。
作成方法の1つの例として、XY平面にスケッチを作成し、原点からX=80、Y=40が対角点となる長方形を描きます。一度、原点から適当なサイズで長方形を作成し、後から寸法でサイズを定義しても問題ありません。
その後、作成したスケッチを「押し出し」で、Z軸方向に60mmの高さで立体化することで、指示された直方体が完成します。
2.点Q(80,0,60)、点R(0,40,60)、点S(80,40,0)の3点を通る無限平面を作成しなさい。これを「平面B」とする。
各点の位置を確認すると、先ほど作成した直方体の頂点が指示されている点になっていることが分かります。平面を作成する機能を使用して、指示されている3点を選択し、「平面B」を作成します。
今回のように、指定された点が作成した形状の上に存在する場合がありますので、立体形状の角や稜線の中点が指定された座標値になっていないか、最初に考えてみるとよいでしょう。
3.「ボディA」を「平面B」で切断し、原点を含む側のソリッドボディを除去しなさい。これを「ボディC」とする。
しっかりと文章を読み、原点を含む側のソリッドボディを除去します。3D CADによってコマンド名は異なりますが、「分割」や「カット」などの名称が付いたコマンドを用います。
4.点T(80,40,0)と点U(80,40,60)を通る直線を作成しなさい。これを「直線D」とする。
点の位置を確認して、2点を指示して直線を作成します。座標値を確認すると、XとYの値は同じで、Zの値だけが異なっていることが分かります。つまり、Z軸方向の直線であることが座標値から判断できます。例えば、Xの値が同じ場合にはYZ平面に平行、Yの値が同じ場合にはXZ平面に平行などを瞬時に判断できるようになっておくと、試験問題をスムーズに解くことができます。
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