住友電工は、物理的蒸着法(PVD)コーティング技術の適用により高い加工安定性と長寿命化を実現する「超硬ソリッドバーBXBR型」の新材種を拡充し、2026年5月に販売を開始する。
住友電気工業(住友電工)は2026年4月15日、物理的蒸着法(PVD)コーティング技術の適用により高い加工安定性と長寿命化を実現する「超硬ソリッドバーBXBR型」の新材種を拡充し、同年5月に販売を開始すると発表した。
自動車、IT/半導体、医療分野では、耐久性や耐熱性に優れたステンレス鋼部品の採用が拡大しており、耐食性に優れるオーステナイト系ステンレス鋼「SUS316L」などの難削材を低コストかつ高品位に加工するニーズが一層高まっている。同社はこうした課題に対応するため、超硬ソリッドバーBXBR型の新材種として「バイト(材種:AC1135U)35型番」をラインアップする。
AC1135Uには住友電工独自のPVDコーティング技術「アブソテック(Absotech)」が適用されている。これにより高強度かつ高硬度、さらに耐溶着性を兼ね備え、高い加工安定性と長寿命化を実現している。加えて、バイトの両端を切れ刃として使用可能な2コーナータイプで、コーナー単価を低減できる。
PVDとは、Physical Vapor Depositionの略称で、物質の表面に薄膜を形成する蒸着法の1つだ。気相中で物理的な手法を用い、目的とする物質の薄膜を表面に堆積させる。
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