イーソルは、オープンソースのゲームエンジン「Godot」をベースに産業用として強化したリアルタイム3Dエンジン「eXRP」の提供を開始した。デジタルツインやHMIなどの可視化システムの開発を支援する。
イーソルは2026年4月1日、オープンソースのゲームエンジン「Godot(ゴドー)」をベースに、産業用途向けに機能を強化したリアルタイム3Dエンジン「eXRP」の提供を開始した。モビリティやロボティクス、製造業におけるデジタルツインなどの3DシミュレーションやHMI(Human Machine Interface)などの可視化システムの開発を支援する。
eXRPは、直感的で効率的なユーザーインタフェースおよびユーザーエクスペリエンスを備え、一貫した開発基盤を提供。ゲームエンジンの高度な表現力と、産業用途で求められる長期保守や厳格な品質管理、高い拡張性を両立させた。従来のCAEツールと比較して、コストや開発期間、工数を大幅に削減できる。
主なユースケースとして、自動運転の走行シナリオ検証や製造ラインのデジタルツイン、ROS(Robot Operating System)と連携したAMR(自律走行搬送ロボット)/AGV(無人搬送車)の運用シミュレーションなどを想定。同社は、企業向けにGodotの商用サービスを展開するW4 Gamesと戦略的パートナーシップを締結しており、産業領域におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を推進していく。
背景には、デジタルツイン市場の急激な拡大がある。2030年までに年平均成長率(CAGR)が30〜40%超に達するという予測もあり、産業分野でも高度な描画技術を用いたシミュレーション需要が高まっている。
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