パナソニック コネクトグループは、医療機関/薬局向けに展開している「顔認証付きカードリーダー」の新型モデルを2026年8月24日から販売を開始すると発表した。価格(税込み)は37万9500円だ。
パナソニック コネクトグループ(以下、パナソニック コネクト)は2026年7月22日、東京都内とオンラインで会見を開き、医療機関/薬局向けに展開している「顔認証付きカードリーダー」の新型モデルを同年8月24日から販売を開始すると発表した。価格(税込み)は37万9500円だ。
パナソニック コネクト 現場ソリューションカンパニー センシングSBU プロダクトマネジメント1部 部長の植月浩二氏は「現行の顔認証付きカードリーダーは2026年3月末から、購入タイミングによって順次5年間の無償保証期間の満了を迎える。また、従来型の紙やプラスチックの健康保険証が同年末で完全に使用できなくなるといった背景から、現行モデルでの課題や今後のニーズを踏まえた後継機となる新型モデルを開発した」と語る。
今回発表した新型モデルは、業界で初めて(パナソニック コネクト調べ)資格情報を確認するための専用PCである資格確認端末を顔認証付きカードリーダーに内蔵した。これにより、省スペース性を実現させ、医療機関は受付スペースを有効に活用しやすくなっている。端末設置時や緊急のトラブル時にだけ、外部モニターやキーボード、マウスなどの接続が必要だが、それ以外は新型モデルの端末1台だけで受付作業を実行できる。
さらに、スマートフォンのマイナンバーカードに対応しており、外付けの汎用カードリーダーを用意しなくても、新型モデルの端末1台だけで実物とスマートフォンの両方のマイナンバーカードを読み込める。これにより、マイナンバーカードそのものを持ち歩かない利用者もスマートフォン1つでスムーズに本人確認が可能だ。
また、現行モデルの端末は受付でエラーが発生した際に、受付担当者はどのようなエラーが発生しているのかを利用者側に回りこんで確認する必要があった。これに対し新型モデルでは、背面インジケーターを端末に搭載しているため、受付側からエラー状況を確認できるようになり、利用者のサポートを効率的に行えるようになった。
加えて、新型モデルにはスピーカーを搭載しており、マイナンバーカードの取り忘れがあった際に音声で状況を説明可能だ。画面UIもリニューアルし、見やすさと分かりやすさを追求した。さらに、車いす利用者などが手元でも操作できるように独自開発の専用外付けテンキーを別売で提供する。価格(税込み)は1万8700円で、注文受付は2026年8月24日に、販売は同年10月に開始する予定だ。
植月氏は「現行モデルのコンパクトなサイズ感が顧客から好評であったため、新型モデルはさまざまな新機能を追加しつつ、サイズは現行モデルとほぼ同じような大きさとなっている。また、顔認証エンジンをアップデートすることで認証速度と顔認証精度についても向上させている」と強調する。
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