ノーコードで産業向け3Dアプリを作成 UnityがWebベースの「Unity Studio」を提供メカ設計ニュース

Unity Technologiesは、コーディング不要でインタラクティブな産業向け3Dアプリケーションを作成/共有できるWebベースのエディタ「Unity Studio」の提供開始を発表した。

» 2026年03月26日 09時00分 公開
[八木沢篤MONOist]

 Unity Technologiesは2026年3月19日、コーディングや専門知識がなくても、インタラクティブな産業向け3Dアプリケーションを作成/共有できるWebベースのエディタ「Unity Studio」の提供開始を発表した。

 Unity Studioは、3Dデータの活用を進めたい一方で、アプリケーション開発のハードルが高いと感じているチーム向けに設計された。Webブラウザ上で動作するため、ソフトウェアのインストールは不要である。

ノーコードで3D体験を構築

 ユーザーはUnity Studioを活用することで、3Dデータのインポートから、インタラクティブな3Dアプリケーションの作成、デバイス間での共有までを一連の流れで行える。ノーコード方式を採用しており、3Dゲームエンジン「Unity」の開発経験の有無にかかわらず利用できるという。

 既存の「Unity Asset Manager」をはじめとしたツールと連携し、CAD/BIMデータを含む3Dアセットの自動変換や最適化、インポートに対応。70種類以上のファイル形式に対応しており、既存の3Dデータを生かした活用が可能である。

 さらに、産業向けのアセットライブラリや各種テンプレートを用意し、デザイナー、エンジニア、トレーナー、製品担当者など、3Dデータを扱う幅広い職種での利用を見込んでいる。

産業用途を見据えたユースケース

 Unity Studioの主な用途としては、製品デモ、トレーニング、ウォークスルー、コンフィギュレーターなどを想定する。インタフェース設計やCADデータの取り込み、マテリアル調整、Webリンクによる共有に対応し、作成したコンテンツをWebサイトへ埋め込むことも可能だ。

 また、インタラクティブな3Dトレーニング用途では、アセットを配置し、UIの指示によってユーザーをガイドできる他、チュートリアル内容のライブ更新にも対応する。デザインやレビュー向けの3Dビュワーとしても利用でき、ステークホルダー間の合意形成やフィードバックの迅速化を通じて、再作業の削減にもつなげられるという。

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