村田製作所は、「オートモーティブワールド2026」内の「第18回 国際カーエレクトロニクス技術展」において、さまざまなアナログ機器をIoT化できる「電源マネジメントアダプタ」を披露した。
村田製作所は、「オートモーティブワールド2026」(2026年1月21〜23日、東京ビッグサイト)内の「第18回 国際カーエレクトロニクス技術展」において、さまざまなアナログ機器をIoT(モノのインターネット)化できる「電源マネジメントアダプタ」を披露した。
電源マネジメントアダプタは、電源情報をモニタリングすることで機器の状態可視化や異常検知、電力供給のオン/オフの切り替えによる遠隔制御が行える製品だ。スマートハウス向けに実用化されているスマートプラグが同様の機能を備えているが、電源マネジメントアダプタは屋外環境で利用できるように防雨性能を備えるとともに、堅牢(けんろう)性や信頼性を高めた製品となる。「当社の電子部品を数多く採用するなどして、産業用途に耐え得る信頼性を確保した」(村田製作所の説明員)。
ハードウェアとしては、アナログ機器に電力を供給するAC100V商用電源プラグからの電流を検知するセンサーと、電力供給のオンオフを切り替えるリレー、クラウドにセンサー情報などのデータを送信するためのLTEとWi-Fiの通信機能が組み込まれている。また、クラウドに集積したデータを基にWebアプリケーションを使って状態可視化や遠隔制御などを行えるようになっている。
主な用途としては、水中ポンプの異常/漏電検知、ビル高層階での遠隔消灯作業、保管庫の電源監視/状態把握など。展示では、駐車場に備え付けの電源プラグが1つだけしかない場合に、夜間に2台のEV(電気自動車)への充電を切り替えて行う用途もアピールした。
現在開発中の製品であり、展示した開発品は長さが約15cmあったが「小型化を進めてあと2〜3割は小さくしたい」(同説明員)という。今回の展示を通して顧客や用途を開拓し、事業化につなげたい考えだ。
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