298万円でスーパーエンプラ対応 産業向け最新3Dプリンタを日本初公開3Dプリンタニュース(1/3 ページ)

Bruleは、同社が取り扱いを開始したIntamsys Technology製の産業用FFF方式3Dプリンタの新製品「FUNMAT PRO 310 APOLLO」の実機公開イベントを開催した。

» 2026年01月22日 09時00分 公開
[八木沢篤MONOist]

 Bruleは2026年1月20日、東京大学 本郷キャンパス 工学部 5号館において、同社が取り扱いを開始したIntamsys Technology(以下、Intamsys)製の産業用FFF(Fused Filament Fabrication)方式3Dプリンタの新製品「FUNMAT PRO 310 APOLLO」の実機公開イベントを開催した。「日本国内における実機展示は今回が初めて」(同社)だという。

Bruleが取り扱いを開始したIntamsys製の産業用FFF方式3Dプリンタ「FUNMAT PRO 310 APOLLO」 Bruleが取り扱いを開始したIntamsys製の産業用FFF方式3Dプリンタ「FUNMAT PRO 310 APOLLO」[クリックで拡大]

スーパーエンプラを用いた造形ニーズに応える産業用FFF方式3Dプリンタ

 Intamsysは、2016年に中国(上海)で設立された産業用3Dプリンタメーカーだ。自社開発/生産のFFF方式3Dプリンタに特化し、ABSやPC(ポリカーボネート)などの汎用(はんよう)樹脂から、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)をはじめとするスーパーエンジニアリングプラスチック(以下、スーパーエンプラ)まで対応可能な産業用3Dプリンタ「FUNMATシリーズ」を展開している。

 関連するソフトウェアや材料の研究開発にも取り組んでおり、中国、米国、ドイツを主要拠点にグローバル展開している。AirbusやNASA(米航空宇宙局)、BMW、Volkswagen、3M、米スタンフォード大学など、数多くの企業や教育機関でIntamsysの産業グレード3Dプリンタが採用されているという。

Intamsysの製品ラインアップ Intamsysの製品ラインアップ[クリックで拡大] 出所:Brule
Intamsys製3Dプリンタの採用実績 Intamsys製3Dプリンタの採用実績[クリックで拡大] 出所:Brule
Brule COO(最高執行責任者)の宇野博氏 Brule COO(最高執行責任者)の宇野博氏

 2025年11月にBruleはIntamsysと正規販売代理店契約を締結し、産業用FFF方式3DプリンタであるFUNMATシリーズをラインアップに加え、大型のフラグシップモデル「FUNMAT PRO 610HT」をはじめとする全4モデルの販売を国内向けに開始した。

「Bruleは、あらゆる造形方式で最先端のテクノロジーを有する3Dプリンタメーカー各社と代理店契約を締結し、日本での販売を強化してきた。FFF方式3Dプリンタについては、これまでエントリーからミドルクラスの装置の取り扱いを行ってきたが、その中で顧客から大型造形やスーパーエンプラに対応した装置に対する声を多く聞くようになり、Intamsysと正規販売代理店契約を締結するに至った。これにより、エントリーからハイエンドクラスまでフルラインアップのFFF方式3Dプリンタを取りそろえ、ビジネスを展開できるようになった」(Brule COO(最高執行責任者)の宇野博氏)

FUNMATシリーズを加え、BruleはエントリーからハイエンドクラスまでフルラインアップのFFF方式3Dプリンタを展開 FUNMATシリーズを加え、BruleはエントリーからハイエンドクラスまでフルラインアップのFFF方式3Dプリンタを展開[クリックで拡大] 出所:Brule
BruleではFFF方式3Dプリンタの他にも、さまざまな用途に適した造形方式/グレード/サイズの3Dプリンタを取り扱っている BruleではFFF方式3Dプリンタの他にも、さまざまな用途に適した造形方式/サイズの3Dプリンタを取り扱っている[クリックで拡大] 出所:Brule
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

特別協賛PR
スポンサーからのお知らせPR
Pickup ContentsPR
Special SitePR
あなたにおすすめの記事PR