報道陣に公開された実証実験のシナリオは以下の3つだ。
1つ目は、搬送ロボットと小型ロボットのすれ違いだ。搬送ロボットが通路に侵入すると小型清掃ロボットが一時停止することで回避しやすくする。
2つ目は火災警報への対応だ。搬送ロボットが火災警報に反応して、ロボットを人の避難の妨げになりにくい退避場所へと移動させる。
3つ目は、狭い場所での搬送ロボットと中型ロボットのすれ違い制御である。パントリーから清掃ロボットが抜けたあとに搬送ロボットが侵入するという内容だ。
これらの他、位置ズレへの対応、ロボット渋滞防止などの実証も既に2025年内に行われており、良い結果が出ているという。
日建設計はロボットをフル活用できる建物設計やロボットフレンドリーのコンサルティングを進めていく。計画の策定、要件定義、実際の設計、導入支援などの各フェーズでロボット導入を進める。
現時点のロボットは「買ってきてすぐに使える」ような機材ではない。だがそのような使い方もできるように積極的に管理/制御システムの導入、ビルのデジタルツインを実現する屋内ダイナミックマップの構築と活用、そして屋外用ロボットと屋内用ロボットの自動連携などを進める。光田氏は「ロボットからロボットへの人を介さない荷物の受け渡しなどの実現を目指していきたい」と述べている。
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