動き出したフィジカルAI、NVIDIAやソフトバンクが躍動モノづくり総合版メルマガ 編集後記

日本企業復権につながるか、今後の動きに注目です。

» 2025年10月09日 12時00分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2025年10月9日発行の「モノづくり総合版 メルマガ」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

≫過去の「メルマガ編集後記」はこちら

 AIエージェントの次のキーテクノロジーとして見られている「フィジカルAI」に向けて、大手ITベンダーや半導体ベンダーがロボットメーカーに対して協業や買収を行う動きが活発化しています。

 フィジカルAI(エンボディドAI)とは、仮想環境において現実世界の空間と物理的な動作の関係性を学習した上で、最適な動作を現実世界で実現できるようにするためのAIおよび関連技術を指します。現実世界の空間的な関係性と物理的な法則に関するデータを大量に取得し、これらを学習することで、AIエージェントなどによって導き出された判断を、現実世界のモノの動きで表現できるようになります。つまり、自律的に判断して動くロボットの実現を目指すものだといえます。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

特別協賛PR
スポンサーからのお知らせPR
Pickup ContentsPR
Special SitePR
あなたにおすすめの記事PR