AIエージェントの先にある「物理世界で自律作業をするロボット」の世界モノづくり総合版メルマガ 編集後記

フィジカルAI時代に今から備えておくべきです。

» 2025年03月21日 11時30分 公開
[三島一孝MONOist]

 この記事は、2025年3月17日発行の「モノづくり総合版メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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AIエージェントの先にある「物理世界で自律作業をするロボット」の世界

 2025年はAIエージェント元年といわれていますが、研究開発の最前線で熱が高まっているのが、Embodied AI(エンボディドAI)とそれを活用した「自律的に作業するロボット」の開発です。Embodied AIとは、物体を操作したり、物理的なやりとりで人とコミュニケーションを図ったりできる身体性を持つエージェントベースのAIシステムです。

 例えば、NVIDIAは2025年3月17〜21日に米国サンノゼでユーザーイベント「GTC(GPU Technology Conference) 2025」を開催していますが、その中でヒューマノイドロボットの開発を支援する基盤モデル「NVIDIA Isaac GR00T N1」とシミュレーションフレームワークを発表しました。

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