富士フイルムは、動画を撮影して手渡せる新型チェキ「instax mini Evo Cinema」を発表した。時代ごとの映像表現を楽しめる「ジダイヤル」などの新機能を追加。好調な業績を背景に、約50億円を投じて生産体制も強化する。
富士フイルムは2026年1月7日、日本国内では愛称「チェキ」で知られるインスタントカメラ「instax」の「Evoシリーズ」に動画撮影機能を追加した「instax mini Evo Cinema」を同月30日から販売すると発表した。価格はオープンで、市場価格想定は税込み5万5000円前後。発表同日に開催した新製品発表会には富士フイルムホールディングス 代表取締役社長CEOの後藤禎一氏に加え、新製品のCMに出演する俳優の広瀬すず氏、横浜流星氏も登場し、実際に新製品で撮影する様子などを披露した。
instax mini Evo Cinemaは、モニターを見ながら画像を選んでプリントできるEvoシリーズの利便性を継承しつつ、シリーズで初めて音声付き動画の撮影に対応した後継モデルだ。動画からベストな瞬間を切り出してプリントできるほか、プリントに2次元コードを付与することで、受け取った相手がスマートフォンで元の動画を再生/保存できる仕組みを実現した。
ユーザーは、背面のモニターを確認しながら、最大15秒間のショート動画を撮影する。シャッターボタンを長押ししている間のみ録画され、指を離すと一時停止する仕組みだ。この操作により、1本の動画ファイル内で複数のシーンやカットを自由に切り替えながら撮影することが可能となっている。
撮影後は背面モニターで動画を確認し、プリントしたい瞬間を静止画として選択する。この際、動画データをひも付けた2次元コードが、静止画と共にチェキプリントとして出力される。なお、2次元コードで共有する動画データは、専用スマホアプリ「instax mini Evo」を経由してサーバへアップロードしておく必要がある。
プリントを受け取った側は、スマートフォンやタブレット端末を使って手軽に動画を視聴できる。プリント上の2次元コードをスマートフォンのカメラで読み取ることで、ブラウザ上でチェキフレーム付きの動画を手軽に視聴/保存できる仕様となっている。
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