レイノルズ数およびヌセルト数は、以下の式で求めます。レイノルズ数が2300[-]より小さければ層流、2300[-]より大きければ乱流とします。
ヌセルト数は次の式を使います。
熱伝達率と伝熱界面温度差は以下の式で求めます。これにより、伝熱界面温度が算出されます。
次に、圧力損失を求めます。層流時の圧力損失係数は式16によって算出します。
乱流時の圧力損失係数は、式17がゼロとなるよう、Excelのゴールシーク機能を使用して求めます。図5のようなイメージです。
これは連載第12回で紹介した、Moody線図の滑らかな管の式です。筆者はホローコンダクターの圧力損失データを持ち合わせており、おおよそ滑らかな管の式でいいようです。
圧力損失は、式18で求めます。
導体内部の温度分布は、前回紹介した式19を用います。
導体内の最高温度は式20で算出され、絶縁材の温度もこれと同じになります。
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