　2022年6月に設立されたMODEセンサーパートナープログラムは、現在までに49社／57機種のセンサーが登録されている。共同ソリューションの開発、BizStackを用いたソリューション化支援、共同マーケティングなど合わせて150以上の連携事例が積み上がっている。「MODE自身はソフトウェアベンダーだが、当社からもパートナープログラムのセンサーを販売しており、2023年度で累計326台、1520万円の実績となっている。大量生産するセンサーメーカーからすると大した数字ではないかもしれないが、ソフトウェアベンダーが販売しているという意味で、この数字は大きな意味を持っていると考えている」（山田氏）という。

MODEセンサーパートナープログラムの概要［クリックで拡大］出所：MODE

MODEセンサーパートナープログラムの参加企業［クリックで拡大］出所：MODE

　このMODEセンサーパートナープログラムについて、今後はBizStack Assistantを用いたセンサーと生成AIの組み合わせについて検証と活用が可能になるメニューを追加した。デモ環境にセンサーを設置できる「MODE Test Field」ではBizStack Assistantのデモ利用が可能になり、ソリューション構築や顧客への提案を支援する「MODE Lab」もBizStack Assistantベースでの活動が可能になる。

MODEセンサーパートナープログラムの刷新内容［クリックで拡大］出所：MODE

　今回のMODEセンサーパートナープログラムの刷新により、参加企業数を2024年に70社、2025年に100社まで拡大することを目指す方針である。

MODEセンサーパートナープログラムでは表彰イベントも行っている。会見では、2023年12月に開催した「MODE Sensor Award 2023」で受賞した4つのセンサーを披露した。左から、最優秀賞のi-PROの「moduca」、MODE CEO賞のリコーの「RICOH EH 環境センサーD201/D202」、イノベーティブセンサー賞の藤倉コンポジットの「バッテリーレス液体検知センサ」、MONOist賞の泰興物産の「C3lessセンサ」［クリックで拡大］

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