ServiceNow Japanは、製造業向けに、業務プロセスを効率化する「Manufacturing Commercial Operations」と、従業員エクスペリエンスを高める「Employee Center Pro Kiosk」の2つの新ソリューションを発表した。
ServiceNow Japanは2024年5月10日、製造業向けに、業務プロセスを効率化する「Manufacturing Commercial Operations(MCO)」と、従業員エクスペリエンスを高める「Employee Center Pro Kiosk(EC Pro Kiosk)」の2つのソリューションを発表した。
MCOは、生成AI(人工知能)を搭載し、受注、販売、サービス、サポート、収益化など一連のプロセスを効率化する。同社のプラットフォーム「Customer Service Management」「Sales and Order Management」上に構築し、既存のシステムとシームレスに統合できる。
MCOの導入により、顧客ニーズを特定して関連製品などを自動的に提案することで、販売プロセスの合理化つなげる。また、先を見越して設備保全の対策を実施し、問題発生時には必要な人材と機材を迅速に現場へ手配することも可能になる。
EC Pro Kioskは、休日申請や福利厚生の確認、給与に関する質疑応答などを従業員向けに提供するセルフサービスシステム。オフィス以外の場所で働くことが多いデスクレスワーカーは、社内情報にアクセスする頻度が比較的少ない傾向がある。同システムを介して、従業員と会社間のコミュニケーションギャップを減らすことで、従業員エンゲージメントを高めることができる。
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