「東京ばな奈」の無人店舗 実は“屋外”への第一歩製造マネジメント メルマガ 編集後記

キャッチ―なだけではない試みもありました。

» 2024年04月22日 12時00分 公開
[池谷翼MONOist]

 この記事は、2024年4月22日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 「東京の定番お土産ランキング」、というものがあったとして、皆さんはどんな商品を思い浮かべるでしょうか。個人的には多くの人がトップ10に入れそうなお土産として、「東京ばな奈」が思い浮かびます。地方の方であれば、東京出張のお土産として1度は職場でもらったり、贈ったりした経験があるでしょう。逆に東京都近郊に住んでいる人は、意外と食べたことがないかもしれません。「地域の名物は、地元の人がなかなか食べない」というあるあるな話ですね。

 さて、そんな東京を代表する“銘菓”東京ばな奈の無人店舗「TOKYO BANANA express」が、2024年4月18日に東京駅のホーム上にオープンしました。AI(人工知能)無人決済システムを展開するTOUCH TO GO(TTG)が提供するソリューションを導入しており、買い物客はケースから商品を取り出して、そのままレジに向かうだけでセルフ精算ができます。

屋内用のシステムから改修

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