Nordic Semiconductorは、CSAが発表した「IoTデバイスセキュリティ仕様1.0」、それに伴う認証プログラムと「製品セキュリティ検証マーク」への支持を表明した。
Nordic Semiconductorは2024年3月19日、CSA(Connectivity Standards Alliance)が発表した「IoTデバイスセキュリティ仕様1.0」、それに伴う認証プログラムと「製品セキュリティ検証マーク」への支持を表明した。
CSAのIoTデバイスセキュリティ仕様1.0は、製品のデザイン段階で、製造業者がセキュリティを確保するための包括的なフレームワークを提供する。国際的なIoT(モノのインターネット)デバイスセキュリティの仕様と規制要件を統合し、デザインプロセスを合理化する。付随の認証プログラムと検証マークは、これらのセキュリティ対策に製品が準拠することを示し、消費者が安全なIoT製品であることを識別できる。
Nordic Semiconductorは、CSAの取り組みを支持することで、要件を超えるセキュリティ機能を持つIoT製品を開発できるよう保証する。例えば、同社のシステムインパッケージ(SiP)の「nRF9160」やシステムオンチップ(SoC)の「nRF5340」は、PSAレベル2認定を取得している。
また今後、発表予定のSoC「nRF54H20」「nRF54L15」は、PSAレベル3認証を満たすよう設計される。ユーザーの認証プロセスが容易になり、セキュリティを確保した認証済み製品を提供可能になる。
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