「出先でペットボトルを購入する」という行為が習慣として深く身についてしまっていることを実感します。
マイボトルを持っている人は7割いるが、毎日使っている人は2割にも満たない――。あるアンケート結果の話を聞いて少しドキリとしてしまいました。まさしく筆者自身が「マイボトルを持っているけどあまり使わない」人だからです。正確に言えば仕事がリモートワークが中心のため、もともと使用頻度は低いのですが、では取材時などの外出時に必ず持っていくかと聞かれると、そうでもありません。
この話が出たのは、象印マホービンとサトーホールディングス、総合地球環境学研究所などと共同で開始した「マイボトルの利用回数を可視化する実証実験」の会見でした。昨今、プラスチックごみ削減など環境負荷低減への意識の高まりなどから、マイボトルを購入する人が増えています。ただ、「持っているけれど使っていない」人も(筆者含めて)どうやら多く存在しているようです。この課題の解決方法を探る、というのが3者による実証実験の実施目的でした。
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