TOPPANは、AIを使用してVOCを分析するサービス「コンタクトログマネジメント」の提供を開始した。AIによるタグ付けでVOCを要望や困りごとなどに分類、構造化して集計し、分析や改善策の提案まで行う。
TOPPANは2024年1月17日、AI(人工知能)を用いて顧客の声(VOC)を分析するサービス「コンタクトログマネジメント」の提供を開始した。価格は初期費用が200万円からで、運用費用が月100万円から。
同サービスは、AIによるタグ付けでVOCを要望や困りごとなどに分類、構造化して集計し、分析や改善策の提案まで行う。これにより、問合せ対応の最適化や、顧客満足度の向上を支援する。
これまでのVOC分析は人がログ解析するため、全量把握する場合の業務負荷や主観によるデータの解読ムラなどが課題となっていた。同サービスでは、AIを用いた定量的な根拠に基づく改善策の検討が可能だ。なお、提供開始に先立ち、PayPay銀行がカードローン業務に同サービスを採用している。
TOPPANは、同サービスを含めたエンゲージメントサービスのソリューション展開により、2025年までに関連受注を含めて売上高約5億円を目指す。
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