アイリスオーヤマは、同社初となる自社製造のDX清掃ロボット「BROIT」を発売する。製造場所は中国の大連工場で、2024年半ばの発売を予定。清掃業務における作業者の負担軽減や人手不足に対応する。
アイリスオーヤマは2023年11月7日、同社初となる自社製造のDX(デジタルトランスフォーメーション)清掃ロボット「BROIT(ブロイト)」を発表した。製造場所は中国の大連工場で、2024年半ばの発売を予定している。
同製品は自律走行型ロボットで、清掃業務における作業者の負担軽減や人手不足に対応する。スーパーマーケットやホームセンター、飲食店などの商業施設、介護医療施設のセラミックタイル、ビニル床などの水拭き清掃のほか、乾いた床も除塵清掃できる。
清掃ルートの作成は、ハンドルを上げ、スタート位置で二次元コードをスキャンし、本体を押してティーチングするという3ステップで完了する。走行時も、学習させたマップを選択して二次元コードをスキャンし、ハンドルを下げるという3ステップで簡単に操作できる。
バッテリーの充電中に清掃が中断するデッドタイムを削減するため、着脱交換が可能なリチウムイオンバッテリーを搭載する。給排水タンクは着脱式になっており、給排水場への移動作業が生じない。
ブラシやホッパー、スキージーなどのメンテナンスが必要な各パーツは、簡単に脱着して水洗いできる。
アイリスオーヤマが法人向けロボット事業でソフトバンクと合弁会社設立
アイリスオーヤマがIoTサービス事業の展開を拡大、独自無線「LiCONEX」を基軸に
アイリスオーヤマが監視カメラ市場参入、高速顔認識AIを搭載しH.265+にも対応
iRobotは床だけでなく空気もきれいに、ルンバと自動連携する空気清浄機を発売
高い自律性と安全性を備えた、ドイツの清掃機器専門メーカーの床洗浄ロボット
検知範囲を7倍に、自動走行地図作成も可能なパナの業務用ロボット掃除機Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
組み込み開発の記事ランキング
コーナーリンク
よく読まれている編集記者コラム