アイリスオーヤマが法人向けロボット事業でソフトバンクと合弁会社設立サービスロボット

アイリスオーヤマとソフトバンクロボティクスグループは2021年1月27日、合弁会社「アイリスロボティクス株式会社」(以下、アイリスロボティクス)を同年2月1日に設立し、両社で法人向けロボット事業を展開することを発表した。

» 2021年01月29日 06時30分 公開
[MONOist]

 アイリスオーヤマとソフトバンクロボティクスグループは2021年1月27日、合弁会社「アイリスロボティクス株式会社」(以下、アイリスロボティクス)を同年2月1日に設立し、両社で法人向けロボット事業を展開することを発表した。

 今回の協業によりアイリスロボティクスを通じて、法人向けサービス・ロボット分野での市場創造を目指すという。協業では、アイリスオーヤマは、さまざまな家庭用の新商品開発力と、メーカーベンダー(製造業と卸業の融合形態)という業態で得たさまざまな業界における知見を生かす。一方で、ソフトバンクロボティクスグループは、AIロボットOS分野での技術力を生かすとしている。

 事業の具体的な内容としては、既にソフトバンクロボティクスグループが開発済みの法人向けサービスロボットの提供と販売を行う他、サービスロボットによる業務変革ソリューションの提案や、サービスロボットの新商品開発などを進めるという。

 アイリスロボティクスの出資金は1000万円で、アイリスオーヤマが51%、ソフトバンクロボティクスグループが49%の出資比率になるという。

photophoto AI除菌清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」(左)と配膳・運搬ロボット「Servi アイリスエディション」(右) 出典:アイリスオーヤマ

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