フィックスターズは、ドローンの拡張性を高めるオープンなソフトウェア開発キットの開発に向けてACSLと協業する。両社が人材や技術などを相互に提供し、実用性の高いアプリケーション開発のための環境整備を共同で進める。
フィックスターズは2023年11月9日、ドローンの拡張性を高めるオープンなソフトウェア開発キット(SDK)の開発に向けてACSLとの協業を発表した。両社が人材や技術などを相互に提供し、実用性の高いアプリケーション開発のための環境整備を共同で進める。
フィックスターズは、自動運転や画像認識AI(人工知能)など応答速度が要求されるソフトウェア開発と、自動運転用のAI半導体や量子コンピューティング事業などの先端分野でSDK開発の実績を有する。
ACSLは、2021年12月に国産の小型空撮ドローンSOTEN(蒼天)を発表。現在までに約670台を販売してきた。セキュリティ対策が可能なSOTEN(蒼天)は、日本だけでなく、米国や台湾などの海外でも注目されている。
今回の協業により両社は、ドローンの自動運転技術の普及期に向け、ドローンの拡張性を高めるアプリケーション開発のためのSDKを共同で開発する。フィックスターズのSDK開発の技術力とACSLのドローン開発の技術力を組み合わせ、国産ドローンの開発環境のオープン化を目指す。
ACSLの国産ドローン開発環境がオープンになることで、ユーザーはセキュリティを確保した自社でのアプリケーション開発が可能になるとしている。
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