JAPAN MOBILITY SHOW 2023 特集

ジャパンモビリティショーのコンセプトカー出展予定ジャパンモビリティショー2023(2/4 ページ)

» 2023年10月24日 10時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

LAND CRUISER Se

 トヨタ自動車は「ランドクルーザー」のEV版となる3列シートSUVのコンセプト「LAND CRUISER Se(ランドクルーザー エスイー)」を出展する。モノコックボディーで、意のままに操れるハンドリングや、荒れた道でも安心できる走破性を追求する。EVならではのトルクフルな走りや静粛性の高さによる快適な室内を提案する。車両サイズは全長5150×全幅1990×全高1705mm、ホイールベースが3050mmとなる。

LAND CRUISER Se[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

EPU

 トヨタ自動車はミッドサイズピックアップトラックをEVにしたコンセプト「EPU」を出展する。モノコックボディーを採用しており、全長5m強のダブルキャブ仕様とした。キャビン背面からのデッキスルー構造となっている。また、モノコックならではのデッキスペースの使い勝手の良さで用途を広げる。EVならではの静粛性や低重心のパッケージにより、操縦安定性や乗り心地を向上させる。車両サイズは全長5070×全幅1910×全高1710mm、ホイールベースが3350mmだ。

EPU[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

LAND HOPPER

 トヨタ自動車は前2輪の電動3輪パーソナルモビリティ「LAND HOPPER(ランドホッパー)」を披露する。折り畳み可能で、スペースに制約のあるクルマのトランクにも収納できる。クルマで持ち運ぶことで、旅先での移動の楽しみを広げる。

 改正道路交通法における特定小型原動機付自転車を想定し、16歳以上で運転免許を持たない人でも運転できるようにする。低いシート高で足つきがよく、乗り降りしやすいコンパクトなボディーサイズとした。また、チェーンやバネで機械的につなげた左右の前輪を上下させるリーン機構により、クルマや自転車とは異なる一体感のある走りを提供するとしている。

LAND HOPPER[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

JUU

 トヨタ自動車は、電動車いすタイプのモビリティ―のコンセプト「JUU(ジェイユーユー)」を出展する。走破性とデザイン性を備え、車いすでは困難な場所でも自由に移動できるようにする。階段を昇降する際には左右の大きな駆動輪で段差を乗り越え、背もたれ後方のフリッパーが倒れて車いす本体の傾きを抑制し、移動中の安定性を高める。自動制御で最適な姿勢を維持し、最大16cmの階段を昇降できる。駆動部品には、品質と信頼性が確保できる車載用モーターを使用する。

 ユーザーがJUUからクルマに乗り換える際は、JUUがバックドアまで移動して車内に乗り込み、降車時は運転席まで移動するなどの機能も将来に向けて検討する。

JUU[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

NEO Steer

 トヨタ自動車は、将来のコックピットコンセプトとして「NEO Steer(ネオステア)」も出展する。アクセルやブレーキの足元のペダルをなくし、ステアリングホイールにレバーとして集約した。ペダルレスにすることで足元の空間やドライビングポジションの自由度が高まる。

NEO Steer[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

レクサス

 トヨタ自動車のレクサスブースでは、2035年に新車販売を全てEVにする目標に向けた次世代EVのコンセプトモデルを世界初公開する。

次世代EVのコンセプトモデル[クリックで拡大] 出所:トヨタ自動車

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