OKIクロステックは、医療機器の修理や点検業務の受託サービス体制を強化した。修理、点検ができる拠点を46拠点に拡大し、医療機器修理責任技術者を20人増員して300人体制とした。
OKIクロステックは2023年9月26日、医療機器の修理や点検業務の受託サービス体制を強化したと発表した。2025年までの3年間で、10億円の売上増を目指す。
医療機器のIT化やDX(デジタルトランスフォーメーション)化の影響で、その修理や点検ニーズは増加傾向にある。同社は2006年より医療機器の修理、点検業務の受託サービスを提供しているが、ニーズの増大を受けてサービス体制を拡充する。
具体的には、手術ロボットや滅菌機器などの治療用および施設用機器関連の修理、点検ができる拠点を、2022年度の5倍となる46拠点に拡大する。また、医療機器修理責任技術者を20人増員して300人体制とした。
拠点数、技術者数ともに業界トップレベルの規模となり、日本全国で受け付けから4時間以内の訪問対応が可能となる。さらに今後は、同サービス体制を基盤として、ICT機器の構築から修理、点検などのオンサイトサービス受託、ヘルプデスク受託、ネットワークセキュリティ構築などを推進するとしている。
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