BRULEは「日本ものづくりワールド 2023」に出展し、取り扱いを開始したばかりのNexa3Dの最新3Dプリンタ「Xip Pro」について実機と造形サンプルを出品していた。
BRULE(ブルレー)は「日本ものづくりワールド 2023」(2023年6月21〜23日、東京ビッグサイト)内の「第6回 次世代3Dプリンタ展(AM Japan)」に出展し、取り扱いを開始したばかりのNexa3Dの最新3Dプリンタ「Xip Pro」について実機と造形サンプルを出品していた。
Xip Proは、潤滑サブレイヤー光硬化(LSPc:Lubricant Sublayer Photo-curing)技術を採用した光造形方式の3Dプリンタで、7K解像度のLCDスクリーンによる面露光造形により、対象の3Dモデルを高精細かつ1時間当たり最大24cmのスピードで造形できる(垂直方向)。Z軸解像度は25〜200μmで、XY軸解像度は46μm。
Xip Proの最大造形サイズは292×163×410mm(19.5リットル)で、同等クラスの3Dプリンタ4台分の生産能力があるという。また、エンジニアリング用レジンをはじめ、30種類以上の素材を利用でき、試作から最終製品およびその部品まで幅広く製作することが可能だ。本体サイズは622×447×895mmで、重量は77.1kgと、従来機種の「NXE400」よりも軽量、コンパクトな筐体となっている。
「Xip ProはNXE400の後継機に当たり、造形スピードがさらにアップしている。LCDスクリーンについても従来の4Kから7Kに強化され、造形品質が向上している。本体も軽く小さくなったことで置き場所に困ることもない。また、庫内にXip Pro用レジン(1kg)のボトルをセットでき、レジンの自動供給に対応するなど使い勝手もさらに良くなっている」(説明員)
なお、Xip Proの販売価格(税別)は1350万円となっている。
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