図2に、ばねとダッシュポットで床に固定されたばね−マス系で、床がu(t)で振動変位している場合を示します。
ばねの伸び量ないしは縮み量はばね変位x(t)と床変位u(t)の差となり、質点がばねから受ける力は変位差にばね定数kを掛けたものになります。ダッシュポットから受ける力は、「質点変位x(t)と床変位u(t)の差を時間tで微分したもの」となり、次式となります。
運動方程式は次式となります。
式4をラプラス変換すると次式となり、変位x(t)のラプラス変換X(s)が求まります。
力の伝達の伝達関数は次式となります。
式8と同じとなりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.