その代表例が、リソースが限られるエッジデバイス上でもコンテナによるアプリケーションの柔軟なデプロイ/アップデートを可能にする「Red Hat Device Edge」だ。Red Hat Device Edgeは、Linux OS「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」と軽量のKubernetesオーケストレーションソリューション「MicroShift」を組み合わせており、ハードウェアの最小要件を2CPUコア/RAM容量2GBに抑えている。
「Red Hat Device Edge」の構成[クリックで拡大] 出所:レッドハット
2023年1月にデベロッパープレビューが公開されたRed Hat Device Edgeだが、オムロンが仮想化制御プラットフォームの本格稼働とグローバル展開を進める際に活用されることが期待されているという。
レッドハットがエッジ市場に本格参入、「Red Hat Device Edge」を展開
エンタープライズ向けLinuxディストリビューション大手のレッドハット(Red Hat)が、エッジコンピューティング市場に本格参入する。「KubeCon+CloudNativeCon North America 2022」において、産業機器向けにコンテナアプリケーションを柔軟にデプロイするソリューション「Red Hat Device Edge」を発表したのだ。