この記事は、2023年1月30日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。
NHKの大河ドラマ「どうする家康」を楽しんで見ています。前作の「鎌倉殿の13人」は教科書では数行で飛ばされた部分をあらためて知る面白さがありましたが、今回描かれている徳川家康はさまざまな小説やドラマ、エンタメコンテンツとして描かれ尽くしており、知っている物語をどういう解釈で描くのかという見方で楽しんでいます。特に「どうする」で示されているように「次々に判断が求められる家康」が追い詰められながらも苦しみながらも決断していく姿が見どころで面白いと感じています。
さて、製造業では家康と同じ三河地方に本拠を置くトヨタ自動車が大きな決断をしました。創業家出身で13年間も社長を務めた豊田章男氏が退任し、新社長兼CEOには執行役員の佐藤恒治氏が就任する新社長人事を発表したのです。
- トヨタ自動車で社長交代、新任の佐藤氏は53歳
トヨタ自動車は2023年4月1日付の役員人事を発表した。
- 日本電産前社長が残した“負の遺産”、リコールに発展する可能性も
日本電産は2023年3月期 第3四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比20.8%増の1兆6997億円、営業利益は同6.8%減の1244億円、当期純利益は同4.8%増の1040億円だった。
- 若者に支持される町工場の作り方、事業承継の苦労と工夫
「第29回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2018)」(2018年11月1〜6日、東京ビッグサイト)の特別講演として、ダイヤ精機 代表取締役の諏訪貴子氏が登壇した。「町工場の娘〜ダイヤ精機代表取締役諏訪貴子氏に学ぶ2代目の事業継承〜」をテーマに、急な事業引き継ぎにもかかわらず、従業員の力を集結し危機を乗り越えた「経営改革」、若手採用に当たって自社の強みを効果的に伝える重要性や、キメ細やかな育成方針で退職を防止する「人財育成」などについて紹介した。
- 中小製造業の事業承継問題解決に取り組む由紀ホールディングスの挑戦
由紀ホールディングスは、「第23回 機械要素技術展」に、グループ4社で出展。事業承継などを受けて、再成長に取り組んできたグループ企業の技術を紹介するとともに、それぞれの連携による価値を訴えた。
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