ミスミグループ本社とヤマザキマザックは2022年11月8日、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」で「旋盤加工部品」向けの新サービスを共同開発し2022年12月から提供すると発表した。「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)において紹介している。
ミスミグループ本社とヤマザキマザックは2022年11月8日、デジタル機械部品調達サービス「meviy(メビー)」で「旋盤加工部品」向けの新サービスを共同開発し2022年12月から提供すると発表した。「第31回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2022)」(2022年11月8〜13日、東京ビッグサイト)において紹介している。
ミスミのmeviyは、機械部品の3DデータをアップロードするだけでAI(人工知能) が自動で即時見積もりを行い、加工データの自動生成により、モノづくりのリードタイムを削減し最短で1日の出荷を実現するサービスだ。ミスミでは、即時加工を行えるmeviyの協力工場を数多く抱えて実現している。
今回の新サービス「旋盤加工部品」では、加工データの自動生成領域において、ミスミとヤマザキマザックで共同開発を行った。meviyで3Dモデルを解析して属性情報や加工条件などを抽出し、これらの条件を基に、ヤマザキマザックのNCである「MAZATROL」で加工プログラムを自動生成できるようにした。また段取り指示やデータ同期なども含めて可能としている。
ヤマザキマザックのNCを搭載していれば、特別な開発なしに自動で加工データを生成して、自動加工が可能となる。これにより、meviyにとってはより多くの協力工場や協力ラインなどを拡張できることに加えて、作業性を大幅に改善することが可能となる。一方で、ヤマザキマザックのNC搭載機械を保有している製造業にとっては、新たにmeviy向けの加工を大きな投資なしに請け負えるようになる。
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