三菱電機は、自動車機器事業の販売子会社2社を「メルコモビリティーソリューションズ」に経営統合すると発表した。統合により、大きな変革期を迎える自動車業界において、迅速な意思決定ができる販売体制を再編する。
三菱電機は2022年7月25日、自動車機器事業の販売子会社2社を「メルコモビリティーソリューションズ」に経営統合すると発表した。
【訂正】記事の初出時に「新会社設立」と記載しましたが、メルコモビリティーソリューションズはすでに設立されており、誤りであるため修正を行いました。
経営統合するのは、メルコオートモーティブソリューションと菱和だ。三菱電機によると、自動車業界を取り巻く環境は大きな変革期を迎えており、顧客ニーズの多様化、高度化に対応した営業活動、顧客との接点強化が必須となっている。
販売子会社の統合により、市場環境の変化に対応し、迅速な意思決定ができる販売体制を再編する。さらに、自動運転社会に向けて、新たなモビリティソリューション事業への取り組みも加速させる。
統合後の名称はメルコモビリティーソリューションズで、所在地は大阪府大阪市福島区福島。資本金は5億円で従業員数は約360人となる。事業内容は自動車、二輪車、船舶用の電装品やカーエレクトロニクス製品の販売、保守、サービスの提供、各種モビリティーに関するソリューション事業となる。同社は2022年10月1日から営業を開始する。
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