リアルアバターは、全身をスキャンして3Dモデルを作成できるシステム「RealAvatarOne」を発表した。メタバース内を自由に動き回り、コミュニケーションを図れるアバターに、写実的な3Dモデルを使えるようになる。
リアルアバターは2022年8月1日、全身をスキャンして3Dモデルを作成できるシステム「RealAvatarOne」を発表した。システム販売と出張スキャンサービスを強化し、メタバース関連の需要拡大に応える。
RealAvatarOneは、リアルアバターが作成できるシステムだ。メタバース内を自由に動き回り、コミュニケーションを図れるアバターに、写実的な3Dモデルを使えるようになる。
システム販売として、「RealAvatarOne - protos」「RealAvatarOne - light」を参考価格297万円で提供。デジタル一眼カメラを使った「RealAvatarOne ー ichigan」を参考価格2300万円(96台使用時、最大240台、各税込)で提供する。ソフトウェアライセンスは別となっており、カスタム仕様の対応も可能だ。
出張スキャンサービスの基本出張料は15万4000円で、1人当たりの3Dモデル作成(データ形式obj、png、mtl)費用は1万1000円。オプションとして、1人当たりの3Dアバター用データ化(同fbx、vrm)を5500円で、母音リップシンクと瞬きBlendShape設定(同fbx、vrm)を2万2000円(各税込)で提供する。3Dモデルのプレビューは当日現場でも確認でき、データは原則翌日から最大でも1週間で納品となる。
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