この空港からあの空港まで行けたらいいのになオートモーティブメルマガ 編集後記

さあ、想像してみましょう。

» 2022年05月11日 12時00分 公開
[齊藤由希MONOist]

 この記事は、2022年5月11日発行の「モノづくり総合版 オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


この空港からあの空港まで行けたらいいのにな

 この春から、弟が帯広で働いています。転勤の多い仕事をしており、札幌から帯広へ引っ越していきました

 北海道を実際に訪れて道内を移動したことがある方であれば、北海道がとにかく広いのは実感したことがあるかと思います。例えば、鉄道で札幌から帯広まで行こうとすると2時間40分以上かかります。同じく鉄道では、札幌から旭川は1時間半、札幌から函館なら4時間弱、札幌から釧路までは4時間以上かかります。

 東京からおよそ1時間半という乗車時間で考えると名古屋まで行けます。2時間半なら新大阪、4時間弱なら広島までです。在来線と新幹線の速度の違いを実感しますね。

 道内の移動も、飛行機を使えば時間は圧倒的に短くなります。新千歳空港からは道内各地に1時間以内で移動できます。新千歳−函館間は何と40分で、シートベルト着用サインが消えるのもわずかというほどの短時間フライトです。ただし、路線がなく、つながっていない空港もあります。新千歳空港や札幌丘珠空港と、帯広空港もその1つです。

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