ウクライナ侵攻で突然“再発見”された記事製造マネジメント メルマガ 編集後記

しばらく製造業への影響も注視しなければなりません。

» 2022年03月08日 12時00分 公開
[池谷翼MONOist]

 この記事は、2022年3月8日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 普段はほとんど読まれていませんが、先週、少しだけ閲覧数が上がった記事がありました。「原子力大国ウクライナはどこに向かうのか」というタイトルの記事で、筆者がMONOistで働き始めるよりずっと前の、2012年に公開されました。そうした事情もあり、お恥ずかしい話ではありますが、自メディアの記事でありながら、先週になるまで存在を全く知りませんでした。

 急に読まれた背景には、言うまでもなく、ロシアによるウクライナ侵攻があります。各社報道によれば、ロシアは現在チェルノブイリ原発に続き、欧州でも最大級の発電規模を持つザポロジエ原発などを制圧しています。さらに同国はザポリージャ原発など他原発施設への攻撃も行っているとされており、偶発的な事象による放射能漏れなどが懸念されています。

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