パナソニックのAI搭載カメラ「VRK-C301」が、新たにAmazon Kinesis Video Streamsへの対応機能を備えた。カメラの映像をAWSにストリーミングして保存でき、その映像を他のAWSサービスからディープラーニング用の学習環境構築などに利用できる。
パナソニックは2022年1月24日、AI(人工知能)搭載カメラ「VRK-C301」が新たに備えた、Amazon Kinesis Video Streams(KVS)への対応機能について発表した。
KVS対応機能により、VRK-C301で撮影した映像をAmazon Web Service(AWS)にストリーミングして保存できる。映像データはAmazon RekognitionやAmazon SageMakerといったAWSの他のサービスからも、ディープラーニング用の学習環境構築などに使用可能だ。
複数台のカメラの映像も取得可能で、さまざまな映像を用いた学習が簡素化されるため、短期間でモデルの精度を向上できる。
また、KVS専用の操作および設定UIをカメラメニューに設けた。カメラを遠隔から保守、管理できるクラウドツール「Vieureka Manager」にカメラを接続することで、リモートでもKVSを操作、設定できる。
パナソニックは、今後もAIカメラを用いた「Vieureka」プラットフォームのアップデートを進め、安全で利用しやすい画像解析環境を構築する。
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