VTSソフトウェアは、手元にある3Dデータから3D PDFを手軽に作成できる「3D PDFファイルお試し変換サービス」の提供を2021年10月18日から開始した。3D PDFへの変換は3回までの制限付きで、無償で利用できる。
VTSソフトウェアは2021年10月20日、手元にある3Dデータから3D PDFを手軽に作成できる「3D PDFファイルお試し変換サービス」の提供を同年10月18日から開始したことを発表した。
Webブラウザから同サービスのページにアクセスし、メールアドレスと氏名を登録して、3Dデータまたはパノラマ360度画像をアップロード(サイズ制限:50MBまで)することで、3D PDFに変換されたデータを受け取れる。
3D PDFへの変換は3回までの制限付きで、無償で利用できる。また、アップロードの際に指定したタイトルや説明文も3D PDFに反映される。
同社は、英国のVisual Technology Servicesが開発する3D PDF作成ツール「PDF3D ReportGen」の日本総代理店を務めており、同ツールの国内展開を行っている。近年、3D PDFを活用したデータ共有や報告書の作成なども行われるようになってきたが、まだ知名度が低く、3D PDFの活用効果や有益性が浸透し切れていない状況にあり、PDF3D ReportGenの販売促進のためにも、簡単かつ気軽に3D PDFを体験できるサービスが必要だと考えた。
利用者は、同サービスを通じて作成された3D PDFデータを関係者に配布したり、「Adobe Acrobat Reader」で閲覧したりすることで、3D PDFの活用効果などを検証できる。また、データを外部にアップロードできない場合や、自分のローカルPCで変換できるかどうか試してみたいといった要望に対しては、PDF3D ReportGenの無償評価版の提供も行う(要問い合わせ)。
同サービスで変換可能な3Dデータ形式は、以下の通りである。
また、パノラマ360度画像(エクイレクタングラー形式に対応)に関しては、PNG、JPEG、TIFF、BMPをサポートする。
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