安川電機、技術開発機能を集約した開発拠点を稼働し共創を推進:FAニュース
安川電機は、同社の技術開発機能を集約した開発拠点「安川テクノロジーセンタ」の本格稼働を開始した。これまで製品ごとに各事業部が担当していた開発機能を集約し、ITを活用して情報共有することで、技術力と開発スピードを飛躍的に向上させる。
安川電機は2021年9月1日、同社の技術開発機能を集約した開発拠点「安川テクノロジーセンタ(YTC)」の本格稼働を開始した。YTCは同年3月に建屋が完成した後、開発のための環境を整備していた。
YTCでは、これまで製品ごとに各事業部が担当していた開発機能を集約し、ITを活用して情報を共有することで、技術力と開発スピードを飛躍的に向上させる。基礎技術や製品の開発にとどまらず、設計、品質管理、量産の試作までYTCが一貫して担い、顧客の要求に迅速に対応できる体制を構築していく。
また、外部と連携し、技術面でのオープンイノベーションを図る。具体的には、同社の3つのコア技術「モーション制御」「ロボット技術」「パワー変換」に関連するパートナー企業やベンチャー企業、大学などと共創するための環境を創出する。
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