コンテックは、IoT Edgeコントローラーの新モデル「CPS-BXC200-NA01M05」「CPS-BXC200-W10M01M05B」を発売した。シャットダウン不要の電源断運用に対応する、電断プロテクト機能を標準搭載する。
コンテックは2021年6月29日、IoT Edgeコントローラーの新モデル「CPS-BXC200-NA01M05」「CPS-BXC200-W10M01M05B」を発売した。シャットダウン不要の電源断運用に対応する、電断プロテクト機能を標準搭載する。価格(税込)は、CPS-BXC200-NA01M05が12万7600円、CPS-BXC200-W10M01M05Bが13万6400円となる。
「CPS-BXC200」シリーズは、小型で拡張性に優れたIoT Edgeコントローラー。エッジコンピューティング向けIoT(モノのインターネット)デバイスとして、McAfeeのホワイトリスト型ウイルス対策ソフトウェアをインストールしたモデルや、Edgecrossプラットフォームで活用できるモデルなど、計8種を展開している。
今回、電断プロテクト機能を標準搭載した2モデルを追加し、計10種のラインアップとなった。
電断プロテクト機能は、電圧低下が発生した場合、すぐにSSDへの新規書き込み処理を停止する。CPS-BXC200-NA01M05はOSのないモデルだが、CPS-BXC200-W10M01M05BはW10IoTE(Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 64-bit)を搭載。W10IoTEのライトフィルター機能と組み合わせることで、OSをシャットダウンすることなく、電源断運用できる。
両モデルとも、CPUにIntel Atomプロセッサ「E3950」を搭載。4GBのRAM ECC、64GBのM.2カード(MLC)を実装している。
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