富士通九州システムズは、生産順序計画最適化ソリューション「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA Sequence Planning Optimization」に、入出力インタフェースを高める機能などを追加した。
富士通九州システムズは2021年2月19日、同社が提供する生産順序計画最適化ソリューション「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINA Sequence Planning Optimization(COLMINA SPO)」に、入出力インタフェースを高める機能などを追加し、同年3月から販売すると発表した。
COLMINA SPOは、工場運営を最適化するソフトウェア。生産計画の際に、富士通研究所が開発した最適化エンジン「OPTEMILIS(オプティマイリス)」を活用し、生産順序を自動的に並べ替えて、生産リードタイムや稼働率、段替回数などを最適化する。
今回、データインプットの際に、クライアントツール側でシミュレーションに必要な工場レイアウトの情報や制約条件の設定を、プログラミングなしで直感的にできるようにした。また、シミュレーションの結果をパレート図やガントチャートなどの直感的に判断しやすい形式で出力できるようにした。
他にも、生産シミュレーション機能に複数条件による分岐機能や、工程間にモノを溜めたり、意図的に一定量溜めるバッファー機能を拡張。多台待ち機能では、優先度などの複数の条件を設定可能にした。
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