日立オムロンターミナルソリューションズとマクセルは、非接触型の新商品を共同開発するための基本契約を締結した。高輝度、高画質な非接触空中ディスプレイを搭載した機器の開発、製品化を図る。
日立オムロンターミナルソリューションズは2021年1月14日、非接触型の新商品を共同開発するため、マクセルと基本契約を締結したと発表した。まずは非接触空中ディスプレイの共同開発を開始する。
日立オムロンターミナルソリューションズは、ATMをはじめとした自動機関連技術を有する。マクセルは、プロジェクターや映像表示装置の開発、製造で培った光学技術、映像処理技術に実績を持つ。両社は今後、これらを融合した非接触型の新商品の開発を進める。
両社はこれまで、個別に非接触空中ディスプレイの開発を進めており、その技術や資源を集中させ、高輝度、高画質な非接触空中ディスプレイの開発を開始する。さらに、このディスプレイを搭載した機器の開発、製品化も図る。
また、日立オムロンターミナルソリューションズのユーザーインタフェース技術とマクセルの透明スクリーン技術を用いた接客案内を組み合わせた製品開発も予定する。マクセル独自の高視認化、高演色画像処理技術を日立オムロンターミナルソリューションズの人物撮影用カメラに搭載した製品などの開発も進める。
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