ザクティは、揺れ補正機能「エクスタビライザ」を搭載した胸部装着型業務用ウェアラブルカメラ「CX-WE300」を発表した。撮影時の揺れをリアルタイムに補正することで、身に着けたまま動いても、ぶれずに撮像できる。
ザクティは2020年12月2日、揺れ補正機能「エクスタビライザ」を搭載した胸部装着型業務用ウェアラブルカメラ「CX-WE300」を発表した。撮影時の揺れをリアルタイムに補正することで、身に着けたまま動いても、ぶれずに撮像できる。同月21日よりザクティエンジニアリングサービスから販売開始する。
CX-WE300は、独自開発のエクスタビライザにより、電子的にカメラ出力映像を水平補正することで、カメラシステムを小型、軽量化している。警備や保安などの業務を妨げないボディー装着型で、利用者の揺れや傾きに影響されることなく安定した映像を提供する。USB2.0対応のPC、タブレット、スマートフォンなどに出力できる。
カメラには約1230万画素、1/2.3型CMOSイメージセンサーを採用し、デジタルズームは最大4倍。レンズの凸部を除いた外形寸法は56×105×53mm、重量は約170g、消費電力は2.5Wで、動作保証温度は−5〜+50℃だ。防水防塵(じん)性能はIP65に適合し、屋内外問わず利用できる。レンズカバーの開閉操作で撮影の開始や停止ができることから、プライバシーに配慮しながら必要な場面のみ撮影可能だ。
作業員や監視員の制服や安全ベストの胸ポケットなどへの装着を想定し、クリップ式のマウントを備える。作業現場や警備、追跡、監視の記録や、遠隔作業支援などに適している。
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