ジャパンヘルスケアは、3Dプリンタで作るオーダーメイドインソール「HOCOH」の販売を開始した。足腰の痛みや疲れの原因となる足のゆがみを矯正するインソールが、足の写真を送るだけで自宅に届く。
ジャパンヘルスケアは2020年4月16日、3Dプリンタで作るオーダーメイドインソール「HOCOH(ホコウ)」の販売を開始した。価格は1万9800円(税込)で、Webサイトから購入できる。初年度の販売目標は1万足だ。
HOCOHは、足腰の痛みや疲れの原因となる足のゆがみを矯正するオーダーメイドインソール。購入者が送った足の写真を医療者が解析し、3Dプリンタで作ったインソールが自宅に届く。足専門の病院で注文すると、高額かつ長納期になるという課題を解決する。
HOCOHインソールは、欧米で広く処方されている骨格矯正を目的とした硬いインソール。柔らかいインソールは痛みを緩和しても、体重を支えきれずにゆがみは整えられない。骨格を整える硬いインソールは、歯の矯正と同じように足に合わせたオーダーメイドが基本となる。
健康寿命を短くする足腰の痛みは全世界で3〜5人に1人が抱えており、介護の原因の3分の1を占める。同社は、痛みの原因となる歩き方や身体のゆがみを整えるオーダーメイドインソールを普及させることで、より健康的な社会を目指す。
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