凸版印刷は2020年4月24日、AWLとの協業によりAIカメラを活用した画像解析によるマスク装着確認サービスの実証実験を開始したことを発表した。
凸版印刷は2020年4月24日、AWLとの協業によりAIカメラを活用した画像解析によるマスク装着確認サービスの実証実験を開始したことを発表した。
実証実験では、オフィス入館時のマスクの装着と未装着を自動で判定する「マスク装着検出・アラート表示」を行う。入場者がマスク未装着の場合は受付にアラート表示を行い、入館時のマスク装着徹底を効率的に行うことができる。実証試験は2020年4月24日〜5月7日の期間で、トッパン小石川ビルの従業員通用口で行う。
今回パートナーとなったAWLは、AIカメラを活用したサービスを展開しており、画像認識サービスに関するさまざまな知見を持つ。両社では今後、「従業員通用口での発熱検知」「任意の場所における密集度計測」「任意の場所における混雑状況の把握」「人物間距離の計測」「人物同士の接触回数計測」「アルコール消毒実施の検知」など実証実験の枠組みを拡大する。さらに「マスク装着検出・アラート表示」の実証実験の成果を受けて外部販売なども進める計画だ。
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