Apple Treeは、3Dプリンタで印刷できるマスク用イヤーガードとフェイスシールド用パーツのデータを無償公開した。長時間のマスク着用による耳の痛み軽減に活用できるなど、新型コロナウイルス対策を支援する。
Apple Treeは2020年4月7日、3Dプリンタで印刷できるマスク用イヤーガードとフェイスシールド用パーツのデータを無償公開した。マスク用イヤーガードのSTLファイルとフェイスシールド用パーツのSTLファイルは、ダウンロードして利用できる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策のためマスクを着用する人が増えているが、長時間の着用により、ゴムひもと触れる耳の裏が痛くなる。マスク用イヤーガードは、頭の後ろでゴムひもに引っ掛けるだけで、耳の後ろにゴムが直接触れるのを防ぐ。長さの調節も容易で、長時間のマスク着用でも耳が痛くならない。
データは、3Dプリンタ「Finder」(TPUフィラメント)と「Adventurer3」(PLAフィラメント)用を提供。どちらも曲がるため、柔軟な装着が可能だ。
フェイスシールド用パーツは、ゴムひもでクリアファイルと組み合わせることで、医療現場で不足しているフェイスシールドを簡単に作れる。
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