富士通九州システムズは、食品製造業向け原価管理ソリューション「QsConnect原価」の機能を強化した。外部システムとの連携が可能になり、レシピ情報、生産実績情報、経費情報の取り込みができるようになった。
富士通九州システムズは2020年3月4日、食品製造業向け原価管理ソリューション「QsConnect原価」の機能を強化し、同月より販売を開始すると発表した。外部システムとの連携が可能になり、原価計算業務の効率化を支援する。
QsConnect原価は、中堅食品製造業向けのソリューションで、生産管理システムを導入しなくても、標準原価計算および実際原価計算ができる。生産計画に基づく所要量計算によって発注業務を効率化したり、原価シミュレーション機能を用いて製品の利益を改善することもできる。
今回の機能強化では、外部システムとの連携を強化した。生産管理システムを導入している場合は、生産管理側のレシピマスターや生産実績の取り込みができるようになった。また、会計システムから経費データも取り込め、二重入力や入力ミスの発生を低減できる。
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