ボッシュグループは、グループ内のIoT関連ソリューション業務を集約する新子会社「Bosch.IO」を設立した。900人超のメンバーが参画し、コンサルティングと実装のスキルを組み合わせて、IoTやデジタル製品を提供していく。
ドイツのボッシュグループは2020年2月17日、グループ内のIoT(モノのインターネット)関連ソリューション業務を集約する新子会社「Bosch.IO」を設立したと発表した。IoTソリューションを推進し、コンサルティングから実装、運営までをカバーする。
Bosch.IOは、旧Bosch Software Innovationsおよびその他ボッシュ内のデジタル専門家チームを集約して設立。ドイツのベルリンに本社を置き、ドイツ、ブルガリア、中国、日本、シンガポール、スペイン、アメリカに拠点を展開する。
Bosch.IOには、ハードウェアとソフトウェア開発者、クラウドの専門家、ソリューションアーキテクト、プロジェクトマネージャー、ユーザーエクスペリエンスデザイナー、ビジネスモデルイノベーター、トレーナーなど、900人超のメンバーが参画する。コンサルティングと実装のスキルを組み合わせることで、小売やエネルギー、ビルディング、産業、消費財、農業、モビリティ業界を中心に、IoTやデジタル製品を提供していく。
根幹となるプラットフォームには、「Bosch IoT Suite」を使用する。また、AI(人工知能)をデータマイニングなどに活用することで、家電製品の高度な制御などに役立てるという。
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