デジタルツインを実現するCAEの真価

流体計算、構造計算分野で業務提携を締結、CAEソリューション提供へCAEニュース

爆発研究所とアプライドは、流体計算、構造計算分野へのソリューション提供を目的とした業務提携を締結した。並列計算技術の提供や数値計算分野のコンサルティングなど、両社の強みを生かした製品やサービスを展開していく。

» 2019年09月26日 13時00分 公開
[MONOist]

流体、構造計算分野で業務提携

 爆発研究所とアプライドは2019年9月2日、流体計算、構造計算分野へのソリューション提供を目的とした業務提携を締結した。

 爆発研究所は、爆発衝撃の解析について豊富なノウハウを有し、数値解析や可視化シミュレーションなど、計算科学関連のソリューションを提供している。アプライドは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)製品を製造し、実店舗や営業拠点などを通じて広いエリアで販売している。

 今回の提携により両社は、OpenFOAMを活用した並列計算技術の提供や数値計算分野のコンサルティング、導入後のサポート体制強化、新たなハードウェア製品やソリューションサービスの展開が可能となる。

 今後は、CAEソリューションの共同セミナーを主要都市で開催するほか、アプライドのAI(人工知能)、深層学習分野での実績を生かした、ハードとソフトウェアを融合したAIソリューションの開発や、AIエンジニアの育成、AIを活用したコンサルティングなど、広く事業展開していく。

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