アラスジャパンは、「Aras Innovator」と主要なPLMシステムを直接つなげられるようにするコネクター「PROSTEP OpenPDM」の提供を開始した。異なるベンダーのシステム間でデータの同期が可能になり、作業工程を容易にデジタル化できる。
アラスジャパンは2019年9月9日、同社のオープンソースPLMソフトウェア「Aras Innovator」を、主要なPLMシステムに直接接続できるようにする「PROSTEP OpenPDM」の提供を開始した。
PROSTEP OpenPDMは、ArasのパートナーであるPROSTEP AGが開発したコネクター。ENOVIA V6やTeamcenter、Windchill、Agile、DOORSといったさまざまな領域のPLMシステムに対応することから、異なるベンダーのシステム間で部品のマスターデータやアセンブリ構成、文書、ワークフローなどの同期が可能になる。これにより、手作業による処理が減少し、データの品質やプロセスの信頼性が高まる。
モジュール型であるため拡張性に優れる。部門間の連携が取れていないサイロ化された状況でも、全てのユーザーの間で安全にデータが流れ、新しい情報をもとに並行して作業が進められるようになる。データの置き換えに伴う危険性や混乱を招くことなく、作業工程がデジタル化されスムーズに旧システムから移行できる。
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