インフォコーパスは、ユニバーサルIoTプラットフォーム「センサーコーパス」上で、機械稼働率やオフィス環境の把握など、4種類のダッシュボードの提供を開始した。ユーザー固有のIoTデータやPLCの情報を簡単、迅速に可視化できる。
インフォコーパスは2019年9月4日、ユニバーサルIoT(モノのインターネット)プラットフォーム「センサーコーパス」上で、機械稼働率やオフィス環境の把握など、4種類のダッシュボードの提供を開始した。顧客それぞれが持つ固有のセンサー情報やPLCに蓄積されたデータを容易に可視化できる。
今回提供するダッシュボードは「機械稼働率の把握」「オフィス環境の把握」「従業員の健康管理、危険状態のタイムリー検知」「空席情報の周知」の4種類だ。
機械稼働率を把握するダッシュボードは、電流センサーと磁気センサーに対応しており、既存の生産設備に設置して機械の稼働率や生産実績数を把握できる。
オフィス環境を把握するダッシュボードは、環境センサーに対応。これまで把握できていなかったCO2濃度や照度、騒音などの情報をタイムリーに可視化する。可視化データをもとにオフィス内を快適な状態に維持することで、従業員の生産性向上につながる。
ウェアラブルデバイスから取得したデータを可視化して、従業員の健康や危険状態を検知するダッシュボードもある。屋内外で作業する従業員の健康状態や、人目につかない場所で危険な状況になっていないかを執務室などから把握できる。
レストランやフードコートなどの空席情報が分かるダッシュボードは、席に設置した感圧センサーのデータから空き状況をタイムリーに可視化。得られた情報を顧客の満足度向上に活用できる。
同社は今後、ダッシュボードの基本機能を拡充しつつ、これまでに培ったIoT関連のノウハウや顧客のニーズを反映させたダッシュボードのラインアップを増やしていく。
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